用語解説

糖尿病性神経因性疼痛

とうにょうびょうせいしんけいいんせいとうつう
糖尿病によって、主に手や足の末端部分にあらわれる、神経性の痛み。安静時や夜間に痛みが増すこと、両手または両足の同じ部分に症状が出ること、などが特徴。また症状は多方面にあらわれ(多発性)、慢性的に長期間続くことが多い。高血糖によって神経細胞に十分な血液が供給できないこと、また、神経細胞の中にブドウ糖が変化した物質が蓄積することなどによって起きる神経障害のひとつと考えられている。血糖コントロールの改善と継続によって、軽減、治癒することができる。
「糖尿病性神経因性疼痛」についてもっと調べる