用語解説

腎嚢胞

じんのうほう
腎臓に、嚢胞(のうほう)と呼ばれる液体が入った球状の袋ができた状態。年齢とともに発症しやすくなる。左右どちらかの腎臓に単発でできることが多いが、両方にできる場合や、多発性の場合もある。はっきりとした原因は不明だが、遺伝が関係すると考えられている。自覚症状がないまま経過することが多いが、嚢胞が増えたり、破裂したりすると、腰痛や血尿などの症状が現れることがある。症状がなければ経過観察になるが、症状が現れた際は、針を刺して嚢胞内の液体を抜く処置や、手術などが行われる。
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