用語解説

色覚異常

しきかくいじょう
赤、緑、青の三色の合成によって成り立っている色感覚の、一部あるいは全部が欠如して、色を識別できない、あるいは識別しにくい状態。もっともよくみられるのは、遺伝によって起こる先天赤緑色覚異常で、男性に多いとされ、有効な治療法はまだ見つかっていない。後天性の場合は、緑内障や脳の障害などの症状の一つとして現れることがあり、原因となっているそれらの疾患が治療の対象となる。一般的に、色彩の区別を必要とする職種を除けば、職業が制限されることはない。
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