用語解説

小児がん

しょうにがん
15歳までの子どもがかかるがんの総称。白血病や悪性リンパ腫などの血液のがんのほか、脳腫瘍や神経芽腫(しんけいがしゅ)などが多い。成人と違って、肺がんや大腸がんなどの、加齢や生活習慣が関係するがんはほとんどみられない。初期症状は様々で、顔色が悪くなる、元気がなくなるといった症状のほか、頭痛、発熱など、がんの種類や発症時期によって異なる。特有の症状ではないため、ほかの一般的な病気と見分けることは難しいとされている。外科手術や、抗がん剤による化学療法、放射線療法のほか、血液のがんの場合は造血幹細胞移植などによる治療が行われる。
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