用語解説

ストレス潰瘍

すとれすかいよう
ストレスによる、胃や十二指腸の粘膜の血流の悪化や、胃酸の分泌の増加によって、粘膜にただれが起きる病気。主な症状は食欲不振、吐血、下血などで、再発を繰り返すことが多い。身体的ストレス(過労や火傷など)のほか、精神的ストレスも原因となる。止血処置や、プロトポンプ阻害薬(PPI)、H2ブロッカーなどの薬で治療する。ストレスの影響で、なかなか治りにくい場合や、再発を繰り返す場合は、心療内科的な治療を必要とすることもある。
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