用語解説

自己免疫性肝炎

じこめんえきせいかんえん
体内に侵入した異物を攻撃する免疫細胞が、自分の肝臓の細胞を異物と勘違いして攻撃することで、肝臓に慢性の炎症が起きる病気。原因不明の自己免疫疾患のひとつで、女性に多く見られる。食欲がなくなる、全身がだるくなる、黄疸が見られるなどの症状のほか、関節痛や発熱なども起きるが、特に症状が現れないこともある。また、肝硬変に移行することもある。副腎皮質ステロイド薬を投与して治療する。
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