用語解説

心タンポナーデ

しんたんぽなーで
心臓とその外側にある心膜との間に、体液や血液が過剰にたまり、心臓が圧迫される状態。心臓が正常に拡張できなくなり、全身へ送り出す血液が不足するため、血圧の低下や呼吸困難などが起きる。原因は心膜炎や大動脈解離(解離性大動脈瘤)、外傷など。たまった液体の排出や、心膜の切除などで治療する。外傷が原因の場合は胸を切開して止血などをする外科手術を行うこともある。
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