用語解説

成人T細胞白血病リンパ腫

せいじんてぃーさいぼうはっけつびょうりんぱしゅ
ヒトT細胞白血病ウイルスI型(HTLV-1)が、免疫機能において重要なT細胞に母乳や輸血、性行為などを通じて感染することで起きる白血病。主な症状は、リンパ節や肝臓、脾臓が腫れて、お腹の膨れや全身のだるさを感じる、発熱するなど。血中のカルシウム濃度が高くなる高カルシウム血症を伴うことが多く、免疫力が弱まるため、細菌やウイルスにも感染しやすくなる。患者は九州や四国に多く、問診時に出身地を聞くことが重要となる。
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