用語解説

人工中耳

じんこうちゅうじ
補聴器が音声を増幅して気導で聞かせるの対し、人工中耳は耳内に振動子を埋め込み、直接耳小骨を機械的に駆動して音を聞かせるしくみ。このため人工中耳は音質が良くハウリングが起こらず、外耳道をふさぐイヤホンが不要で、長時間使っても不快感が少ない。10年以上の耐久性が証明されており、中耳炎や中耳奇形のため手術を行っても難聴が残り、術後も補聴器が必要な混合難聴の患者に適応がある。
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