用語解説

前立腺レーザー治療

ぜんりつせんれーざーちりょう
中程度以上の前立腺肥大症に対して行われる治療方法。内視鏡によるテレビモニターをしながら、前立腺に射し込んだ針内部から85度のレーザー光線を照射し、前立腺を焼灼・蒸散する。効果は切除術に比べてやや穏やかなものの、安定して高い効果性が認められる。副作用は一過性の尿閉が顕れる程度で、出血や手術侵襲も少なく、短時間で終了する。高齢者や、心臓病・脳卒中などの合併症をおこしている患者のほか、術後患者でも治療を受けることができる。
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