用語解説

サリドマイド

さりどまいど
かつては睡眠・鎮静剤として用いられた薬剤。妊娠初期の妊婦が服用することによって胎児に奇形を生じ、世界各国で薬害を起こした。日本でも1962年に販売中止になっていたが、最近では血液がんの一種「多発性骨髄腫」の治療薬としての有用性に注目が集まり、優先審査などを受けられる「希少疾病用医薬品(オーファンドラッグ)」に指定され、2005年の7月から治験が開始された。
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