用語解説

関節遊離体

かんせつゆうりたい
骨や軟骨の一部がはがれ落ちた破片が、関節の中を動き回る状態。破片の動きが鼠に似ていることから、関節鼠(かんせつねずみ)とも呼ばれる。関節の間に破片が入り込むと、関節の痛みや動きの制限が起きる。骨組織の壊死で起きる離断性骨軟骨炎、滑膜組織が骨や軟骨に変化して起きる骨軟骨腫症、外傷による骨折で起きる骨軟骨骨折のほかに、変形性関節症などで引き起こされる。破片は、手術によって取り除くことができる。
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