用語解説

頚椎症

けいついしょう
加齢に伴って椎間板が変形し、そのまわりに骨棘(こつきょく)と呼ばれる骨の出っ張りができる病気。椎間板や骨棘によって、神経につながる脊髄が圧迫される「頚椎症性脊髄症」では、手に障害が起き、洋服のボタンをかけることや、箸を用いて食事をすることなどができなくなる。脊髄から脚へと枝分かれした神経根が圧迫される「頚椎症性神経根症」では、腕や指のしびれなどが現れる。痛み止めの投与や、首を温める温熱療法などで症状が治まらない場合、手術が行われる。
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