用語解説

骨盤腹膜炎

こつばんふくまくえん
骨盤の内側をおおっている骨盤腹膜に炎症が起きる病気。病原菌の感染によって、子宮や卵管、卵巣に起きた炎症が骨盤腹膜にまで広がることで発症する。主な症状は、吐き気や発熱を伴う下腹部の痛みなど。卵管や卵巣など、本来は離れているはずの器官と骨盤腹膜がくっつき、その部分に膿がたまることもある。抗生物質の投与や、膿を排出する手術によって治療する。
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