用語解説

劇症肝炎

げきしょうかんえん
正常だった肝臓が急速に壊死して、肝不全を起こす病気。主な症状として黄疸や発熱、吐き気、食欲不振などのほか、昏睡状態に陥る肝性脳症という意識障害がある。原因は肝炎ウイルスの感染や薬物アレルギーなど。血液の液体成分である血漿(けっしょう)から有毒成分を取り除く血漿交換や輸液、インターフェロンの投与などによって治療する。
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