用語解説

がん性悪液質

がんせいあくえきしつ
がんが原因で栄養失調になり、全身が衰弱した状態のこと。がんの末期に発生することが多い。体重減少、臓器の機能低下、貧血、青白い皮膚、まぶたや足のむくみといった症状が現れる。がんの細胞が体に必要な栄養素を奪いとり、トキソホルモンと呼ばれる毒素のような物質をつくり出すことが原因だといわれているが、明らかではない。がんの治療のほか、栄養補給や薬物による治療を行う。
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