用語解説

気管支狭窄

きかんしきょうさく
気管支の一部の内腔が、通常に比べ細くなったもの。喘息発作の際にも細くなるが、これは気管支を取り巻く平滑筋が一時的に収縮するため生じる。これに対し気管支狭窄は恒久的な狭窄で、肺癌などの腫瘍によって気管支が外から圧迫されたり、気管支結核のように特殊な炎症が治る過程でひきつれを生じて起こる場合もある。治療は、手術やレーザー照射を行う。最近は、ステントという金属を入れて内側から広げる方法も行われている。
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