用語解説

過敏性肺炎

かびんせいはいえん
粉塵など有機物の粒子を繰り返し吸いこむうち、これを抗原とする抗体ができ、この抗原を吸いこむたび発熱や息苦しさが起こる病気。牧草の中のカビが原因の農夫肺、湿っぽい家で夏に繁殖するカビが原因の夏型過敏性肺炎などがある。喫煙者は気道が狭くなっているため、抗原を吸いこんでも肺まで侵入しにくい上、肺に侵入しても免疫のはたらきが喫煙に対応するのが精一杯で抗体が産生されず、喫煙者にこの病気はほとんど見られない。
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