用語解説

抗リン脂質抗体症候群

こうりんししつこうたいしょうこうぐん
再発性の動静脈血栓症、流産、血小板減少症を呈する症候群。抗リン脂質抗体あるいはループス抗凝固因子が持続して陽性を示す。全身性エリテマトーデスなどの自己免疫疾患に合併することもあれば、単独で現れることもある。原因は不明。治療には抗凝固療法に加えて、ステロイド薬や免疫抑制薬が使用されることがある。習慣性流産の予防にはステロイドと低用量アスピリンの併用が有効とされる。
「抗リン脂質抗体症候群」についてもっと調べる