用語解説

仮面うつ病

かめんうつびょう
身体の異常が前面に出ることで、抑うつ気分などの精神症状が覆い隠されるうつ病のこと。身体疾患の仮面をかぶったうつ病という意味で、近年広く用いられるようになった。食欲不振、著しい体重減少、疲れやすい、頭痛、手足の冷えなどの症状を訴えて診療を受けるものの、医師の側でもうつ病を見逃して胃潰瘍、片頭痛、更年期障害などの病名がつけられるケースも少なくない。
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