用語解説

キトサン

きとさん
カニやエビの殻に含まれる動物性の食物繊維キチン。水にも酸にも溶けないが、化学処理して酢や胃酸に溶けるようにしたものがキトサン。食物繊維の中で、唯一プラスに荷電しているため、マイナスの電気を帯びた細菌やウイルス、バクテリアと結合し、異分子のたんぱく質に変形させ、体外に排泄する。また胆汁酸と結合し、コレステロールの蓄積を防ぐ作用も。このほか、免疫力アップ、ビフィズス菌の増加、抗菌、便秘の解消に効果的。なお、甲殻類アレルギーの人は注意が必要。
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