用語解説

カルニチン

かるにちん
肝臓などで、リジンとメチオニンから合成されるアミノ酸の一種。脂質を筋肉に運び、代謝を調節するはたらきがある。中性脂肪や脂肪酸の燃焼を促すため、体脂肪がたまりにくくなると考えられ、余分なコレステロールの増加を防ぐはたらきもある。肉や魚、牛乳などに含まれるリジンやメチオニンの摂取量によっては、不足することも。また、加齢とともに体内での生産量が減るため、中年以降に太りやすくなる原因の一つが、カルチニン不足ではないかともいわれている。
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