用語解説

回想法

かいそうほう
認知症のケア方法のひとつ。同世代の仲間などと懐かしい思い出を語り合い聞いてもらうことで、感情や意欲を保ち、さらには向上させようというもの。高齢者が昔のことを頻繁に思い出すのは現実逃避という否定的な行動ではなく、自分の人生を捉え直す積極的な心の動きであるとして、1960年代にアメリカの精神科医が提唱した。
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