用語解説

胃軸捻転症

いじくねんてんしょう
胃がねじれて、食べ物が通らなくなったり、血流が滞ったりする病気。主な症状は、腹痛や吐き気、腹部の張りなど。ねじれが大きいと、胃に穴があくこともある。胃を固定する組織のゆるみや、横隔膜の病気などによって引き起こされる。胃の縦軸方向にねじれる長軸捻転と、横軸方向にねじれる短軸捻転に分類される。症状を抑える薬の服用などで治療するが、改善されない場合は、ねじれた胃を元に戻す手術が行われる。
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