用語解説

アフェレーシス

あふぇれーしす
白血病などの治療として末梢血幹細胞移植を行うにあたり、ドナー(提供者)の血液中にある造血幹細胞を採取すること。顆粒球コロニー刺激因子(G-CSF)製剤を、ドナーに皮下注射で約5日間にわたり毎日投与した後、骨髄から血液中に流れ出した造血幹細胞を、1泊2日の入院の間に採取する。成分献血と同じように、血球成分分離装置という専用の医療機器が用いられる。消化器や皮膚、神経などの病気の治療として、血液から病気の原因物質を取り除く目的で行われる場合は、血液浄化療法とも呼ばれる。
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