用語解説

黄熱

おうねつ
黄熱ウイルスが感染して起こる病気で、ネッタイシマカが媒介する。南米、アフリカがおもな流行地だが、ときに中南米や南欧で流行をみることもある。潜伏期は3~6日で、寒気とともに高熱が出て、頭痛、腰痛、手足の痛み、嘔吐などが起こる。発病から7~8日で治癒に向かうが、重傷の場合は無尿、心不全、肝性昏睡などにおちいる。特効薬はないので症状に応じた治療を行い、流行地では蚊に刺されないように厳重に予防する。
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