用語解説

イヌ・ネコ回虫症

いぬ・ねこかいちゅうしょう
子イヌやネコに多く感染している回虫の卵が、ヒトの口から入ることで起こる病気。砂場に卵が混じっていて、それがヒトの手について感染する例が多い。卵は体内で孵化し、全身の臓器に移行する。内臓に移行すると発熱、肺炎、肝臓の腫れが見られ、眼に移行すると視力障害や失明にいたることもある。チアベンダゾールなどの駆虫剤を用いて治療するが、砂場で遊んだ後やペットに触れた後はよく手を洗う習慣が予防として重要となる。
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