用語解説

エキナセア

えきなせあ
アメリカ及びカナダ中南部原産のキク科の植物で、アメリカ原住民が昔から愛用してきた薬草。短期間で免疫システムに働きかけ、抗炎症作用にも優れており、初期の風邪の症状緩和に効果的。欧米では免疫力を高めるハーブとして人気があり、特にドイツでは、医薬品として風邪・扁桃炎・多発性関節炎・アレルギーなどの治療に使用されている。ただし、胃炎や下痢といった軽い副作用がある場合も。自己免疫疾患・肺結核・HIV感染などの患者、妊娠・授乳中の人、キク科の花にアレルギーがある人は、服用を避けた方がよい。
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