おしえて先生

ストレスについて

はなか(4786e6c0a4)・6~15歳女性 2020/01/20 投稿

年末年始に普段の生活リズムと変わることからストレスによる唾液過多が始まりました。今では普段のリズムに戻ったのですが、唾液過多によるストレスで唾液過多が止まりません。

症状が続くようでしたら、まずは耳鼻咽喉科や内科などをご受診されることをお勧めいたします

ご相談者様は、年末年始に普段の生活リズムと変わることからストレスによる唾液過多が始まり、現在では普段のリズムに戻ったものの唾液過多が止まらずお困りとのことですね。
ご不安なことと心中お察しいたします。このメールが少しでもご相談者様のご不安解消のお役にたちましたら幸いです。

【唾液が多い原因】
・生活習慣の乱れによる体内の消化吸収能力の低下
・虫歯・口内炎など口腔内のトラブル
・疲労やストレスによる自律神経の乱れ
・妊娠

【唾液過多症】
唾液が多いと感じる、唾液が溢れる、唾液が飲み込めないなどの症状がある場合には、唾液過多症の可能性があり、以下に大別されます。

「仮性唾液過多症」
唾液が本当に多いのではなく、嚥下機能(飲み込む力)低下や唾液の質的異常(量減少・粘性増加)、嚥下に対するこだわりなどの心因的な要因により、唾液が多いと錯覚してしまう疾患です。唾液過多を訴える患者様の多くはこの仮性唾液過多症です。

「真性唾液過多症」
実際に唾液分泌量が増加する疾患で、他疾患に続発したものでない特発性と、口内炎や水銀・ヒ素中毒、脳性麻痺、パーキンソン病、てんかんなどの疾患に続発して起こる続発性があります。

診断には安静時・刺激時唾液量測定が行われ、正常平均値を大幅に超える場合に、唾液過多症が疑われます。

ご相談対象者様は、生活リズムの変化とストレスのご自覚があるとのことですが、症状が続くようでしたら、まずは耳鼻咽喉科や内科などをご受診されることをお勧めいたします。

ご回答いただいた

HelCナース

ナース
ナースからの一言
「おしえて先生」には日々、さまざまな質問が寄せられています。
なかには「お薬を飲み忘れない方法を教えて欲しい」「自分にあった医療機関を探したいけど、どうやって探せば良いかわからない」など、医師の専門性だけではお答えできないようなお悩みをいただくことが多くあります。そういった身近で幅広い質問にできる限りお答えしたいという想いから、シミックグループで働くスタッフが回答しています。シミックグループでは、看護師資格をもち、なおかつ臨床経験の豊富なスタッフが大勢働いています。