おしえて先生

生まれつきのあざについて

マカロニ(#)・16~19歳女性 2013/07/01 投稿

私は生まれつき足とお腹にあざがあります。
足とお腹のあざの様子はそれぞれ全く違っています。
足にあるあざは、インターネットで調べてみましたが、分かりませんでした。
ひどく乾燥しているときみたいな模様があります。
お腹のあざは数え切れないくらいの小さいあざがあり、そのうちのいくつかは直径1.5cmくらいです。
インターネットで調べた感じではカフェオレ斑というのに似ているように見えます。

生まれた時からずっとコンプレックスで、他の人と自分の体を比較してしまい、日常生活が息苦しいです。
病院に見せに行ったらお医者様も引いてしまうのではないかと思い、なかなか勇気が出ません。
今の医療では治すことができないんでしょうか?

病名や改善する点、アドバイスがあれば教えてください。

腫瘍が出ていなければ色素異常の可能性

ご質問のあざですが、色は何色でしょうか?
ご質問の内容から判断すると薄い茶色でしょうか。
生まれつきですと、可能性としてはレックリングハウゼン病が疑われますが、この病気だとすると、すでに皮膚に小さな腫瘍が出てきているはずです。
それが出ていないのでしたら、この病気ではないでしょう。
単に、皮膚の色素異常が出ることもあります。
それであれば、そんなに悩まなくて大丈夫だと思います。
人間誰でも完ぺきではありません!

心配でしたら、ぜひ皮膚科専門医を一度受診してください。

ご回答いただいた

市橋正光 先生

ドクター
ご活躍の場所 アーツ銀座クリニック 院長
ご専門 皮膚科学(光線過敏症、皮膚がん、色素異常症、美容)、再生医療
ご経歴 神戸医科大学 卒業
神戸大学大学院医学研究科 修了
ロンドン大学皮膚科学研究所 留学
神戸大学医学部 教授
サンクリニック・サンケア研究所
森之宮医療大学抗加齢研究所長
再生未来クリニック・神戸 院長を経て、現職
所属団体 日本皮膚科学会、日本研究皮膚科学会、日本色素細胞学会、日本光医学・光生物学会、日本再生医療学会、日本抗加齢医学会、日本レーザー治療学会、NPO幹細胞治療研究機構、見た目のアンチエイジング研究会、細胞再生医療研究会、糖化ストレス研究会、国際医科学研究会、生命機能研究会、白斑研究会、日本コエンザイムQ協会、カシス協会
先生からの一言 人生を心身ともに健康に生きるには顔の肌のシミやシワなど、見た目の若さが大切です。そのためには太陽紫外線の有害性を知り、皮膚細胞のはたらきを高めることです。アンチエイジングであなたも若返りましょう。