止められない汗
私は、つねに手と足の裏の汗が出て悩んでいます。昔はあまり気にしていなかったのですが、友人に嫌がられたのをきっかけに気にするようになりました。ちなみに私は、汗が出るのに冷え症です。また、自分では意識してはいないと思うものの、神経質なところがあります。リラックスしようと心がけてはいるのですが、逆に気にしてしまうのでどんどん汗が出てきます。このような状態では人と手もつなげません。
助けてください。
「汗なんて平気！」と思えることが、もっとも効果的かも。
10代のくららさんにとって手と足の裏の汗で悩んでいることは辛いことですよね。
友人に嫌がられたとのことですが、その友人の方は、くららさんにとってとても大切な存在だったのでしょう。そのため、気づかないうちに緊張して、手に汗をかいてしまったのでしょう。
神経質な性格とのことですが、精神的に緊張すると交感神経を刺激し、それによって手のひらや足の裏に汗が出てきます。汗が出て蒸発する時に気化熱が奪われ、手足が冷えてきます。
10代は彼と手をつなぎたい年頃ですね。ドキドキするほど、そして汗のことを気にするほどさらに汗が出てくるでしょう。
じつは「汗なんて平気！」くらいの気持ちでいることが、汗をかきにくくする方法の１つです。
すべてのことを受け入れてくれる人とめぐりあえれば良いですね。そして、くららさんの汗が落ち着くと良いですね。
また骨盤のゆがみなどがあると、自律神経の乱れを引き起こし、交感神経を緊張させて手のひらや足の裏に汗が出る場合もあります。骨盤のゆがみを起こさないよう、正しい姿勢を心がけてください。
手のひらや足の裏にかく汗の治療として、心療内科などでカウンセリングを受け、緊張感を緩和させる方法や、漢方薬や精神安定剤などのお薬を使う方法もあるということを覚えておいてください。これからのくららさんの生活を応援しています。
ご回答いただいた
HelCナース
ナースなかには「お薬を飲み忘れない方法を教えて欲しい」「自分にあった医療機関を探したいけど、どうやって探せば良いかわからない」など、医師の専門性だけではお答えできないようなお悩みをいただくことが多くあります。そういった身近で幅広い質問にできる限りお答えしたいという想いから、シミックグループで働くスタッフが回答しています。シミックグループでは、看護師資格をもち、なおかつ臨床経験の豊富なスタッフが大勢働いています。
