女性なら知っておきたい!乳がんになりやすいのはどんな人?

日本の乳がんの患者数は年々増加傾向にあり、その原因は女性ホルモンと深い関係があると言われている。女性なら知っておきたい乳がんになりやすい傾向を紹介する。

乳がん患者は増えている

世界的に見ると、乳がん患者の数は、地域や国によって数に開きがある。日本を含む東アジアは、過去をさかのぼって見ても、欧米の、特に白人と比べれば少ない。とはいえ、国内の乳がん患者および乳がんによる死亡者は年々増加傾向にあるため、決して油断はできない状態にある。

グラフ:国内の乳がんによる死亡者数

乳がんになりやすいのはこんな人

乳がんは、女性特有の病気というイメージが強い。実際には、男性にも乳腺はあるので、まれにではあるが、男性も乳がんにかかることがある。しかし、女性ホルモンと深い関係があるため、やはり女性での発症が圧倒的に多い。乳がんになりやすい条件のいくつかも、女性ホルモンとの関係で説明することができる。

乳がんになりやすい条件

  • ●初経年齢が早い
  • ●閉経年齢が遅い
  • ●出産したことがない
  • ●最初の出産年齢が遅い
  • ●授乳したことがない
  • ●閉経後に肥満になる

…など

女性ホルモン

女性ホルモンのひとつ「エストロゲン」は、初潮とともに女性の体に分泌されるようになり、以後閉経までの間、月経のたびにエストロゲンを中心としたホルモン周期が始まる。しかし、何らかの原因でホルモンのバランスが崩れてエストロゲンが過剰になると、乳腺の上皮細胞が異常に増殖し、乳がんの発生を促してしまう。
つまり、月経がある期間が長ければ長いほど、女性ホルモンが作用している期間が長くなるため、リスクが大きくなるといえる。

そのほかに、お酒を習慣的に飲む人や、母親や姉妹、娘など、家族が乳がんの患者である人も、発症する可能性が高いといわれている。

乳がん検診で早期発見を!

乳がんは、まだあまり進行していない段階で治療すれば、高い確率で死亡を防ぐことができる。日本では、早期発見のための取り組みとして、「がん検診無料クーポン」や、がんについてやさしく解説した「検診手帳」が、一定年齢の女性に配布されている。配布される内容は各自治体によって異なるので、乳がん対策の第一歩として、まずは自分が暮らす自治体のがん検診担当窓口に問い合わせてみると良いだろう。

更新日:2003年9月22日

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