クイック&スロー!健康効果いっぱい「社交ダンス」でアンチエイジング

社交ダンスは最近中高年層を中心に静かなブーム。実際、ダンスには、心肺機能を強くする、ストレス解消、姿勢がよくなるなどさまざまな健康効果がある。それを紹介しよう。

どうして今、社交ダンスなの?

<写真提供>
『ダンスファン
(檜山浩治・檜山公美子プロ)』
白夜書房

日本では、明治時代に文明開化とともに上層階級の社交の場で踊られるようになった社交ダンス。一般の人たちの間では、戦後の昭和30年代に若者の間で動きの激しいダンスが流行り、その後昭和50年代に中高年を中心としたダンスブームが訪れた。
さらに、平成7年にヒットした映画「Shall we ダンス?」で再びダンスブームに火がついてダンス人口が急増。最近でもテレビバラエティーの芸能人社交ダンス部のコーナーが人気となり、再び社交ダンスが注目されるようになった。

しかし、社交ダンスというと、「異性と踊るのが恥ずかしい」「あの衣装は恥ずかしくて着られない」「ステップが難しくて、こんな歳からでははじめられない」など、トライする前から敬遠してしまう人も。しかし、ダンスには、健康効果がいっぱいある。実際、ダンスをはじめた人に聞くと、「おもしろくてやめられない」のだとか。
今回は、こんな社交ダンスの魅力について徹底分析してみよう!

どうして今、社交ダンスなの?

さて、社交ダンスにはどんな健康効果があるのだろうか。

ウォーキングに匹敵!楽しんでカロリーを消費できる

社交ダンスは、見た目の優雅さとは反対にやってみると実はハードなスポーツである。
社交ダンスを60分行った場合の消費カロリーは、約200kcal(50歳・体重65kgの男性の場合)。一方、ウォーキングは、普通歩行なら60分で約130kcal、急ぎ足なら約220kcal。
種目にもよるが、実際、ウォーキングと同じ程度のカロリーを消費することができるのである。

ちなみに、厚生労働省は、健康増進のために「1日1万歩」歩くことを勧めているが、これは1日に約300kcalを消費する運動をしよう!というもの。1万歩歩いて300kcal消費しようと思うとかなり大変な気もするが、そのうちの200kcalを社交ダンスで消費してみるというのはどうだろう。

足を使ったダンスは、心肺機能を高める

足は第2の心臓」といわれている。それは、足が心臓から最も遠い所にあるため。心臓のはたらきだけでは十分に血液が届かない分、足を使うことで心臓のはたらきを助けている
ダンスによって足を交互に動かすことで、ポンプのような役割を果たし、足の筋肉の血管の収縮運動を活発化させる。そのため血行もよくなる。
さらに、ダンスをすると呼吸する回数も増えて酸素吸収量も多くなり、心臓が丈夫になるのだ。

ぼけの防止にも期待大

足を使ったダンスは、血行をよくする。体の血行がよくなれば、大脳の血のめぐりもよくなり、頭のはたらきが活発になる。また、音楽に合わせて体を動かすことで、脳への刺激もあり、ぼけの防止に期待されているのだ。

姿勢がよくなる

よい姿勢は社交ダンスの基本。背筋をピッと伸ばしてダンスをしていると、普段の生活でも自然と姿勢がよくなる。それだけでやせたり、背が高く見えるなどの効果があり、プロポーションが美しくなる。「若返ったね」なんて言われることも!?
とくに猫背になりやすい人は、姿勢が悪いために腰痛や肩こりなどに悩まされているはず。こうした悩みが解消されることもあるのだ。

若返りの効果が!

社交ダンスをする人に聞くと、健康のためというのはもちろんのこと、踊るのが楽しくてストレス解消になる、と答える人も多い。
確かにダンスは音楽を聴き、それに合わせて体を動かすことで、質の高い精神的な満足感が得られるスポーツでもある。さらに、同じ趣向の人とおしゃべりをしたり、きれいに着飾ったり、異性と踊ることは、心身ともに刺激を受けるため若返りの効果があるのだ。

更新日:2003年6月30日

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