そろそろたばこ、やめませんか?非喫煙者でもこんなに害が!

たばこは喫煙者の健康を損ねるのはもちろんのことですが、それよりたちが悪いのが副流煙です。副流煙は主流煙よりアルカリ性が強く有毒な成分が含まれています。妊娠中の女性や子供が副流煙を吸うと、胎児に影響が出たり、ぜんそくの原因になったりします。

吸っていないのに害があるなんて!

職場や公共の場での 禁煙・分煙化 がさかんに言われ、喫煙者は肩身の狭い思いをしている。
それは、たばこから出る 副流煙(たばこの先から立ち上る煙)には、喫煙者が吸う「主流煙」や吐き出す煙よりも強い毒性がある と言われているからだ。
主流煙がpH5前後の酸性であるのに対し、副流煙はpH9前後のアルカリ性で刺激の強い煙。喫煙者の近くにいると 目がチカチカしたり鼻が痛くなる のはそのせいだ。

グラフ:たばこの副流煙には有害成分がいっぱい
出典:「たばこ病読本」渡辺文学著 緑風出版

妊婦の喫煙は厳禁!

最近、増えているのが女性の喫煙。平成16年の厚生労働省の調査では、女性の喫煙率は12%だが、20代では18%を超えている。女性の喫煙は男性よりも依存性が早く発生するといわれ、女性特有の問題点が現れてくる。それは、生理不順や皮膚のシワなどだ。さらに、不妊症にも悩まされやすい。
そして、もっと恐ろしいのは、妊婦の喫煙だ。

グラフ:出生時の平均体重
出典:「たばこで他殺、たばこで自殺」宮崎恭一著

胎児は、母親がたばこを1本吸うたびに息を止めている。そのため、早産、死産、流産が増えたり、先天異常の子供が生まれる危険度が高くなる。また、生まれてくる赤ちゃんも身長、体重ともに小さめだ。

もちろん、妊婦が吸わなくても、受動喫煙があるだけで胎児に影響がある。グラフによれば、妊婦の前で夫が喫煙すれば、非喫煙者に比べて約5倍もニコチンを摂取していることになる。
胎児にとっては母親のお腹の中は密室。生まれた子供にとって、また両親にとっても一生取り返しのつかない悲劇を生まないよう、女性の喫煙や妊婦の前での喫煙は避けたい。

子供のぜんそくもたばこのせい?

ぜんそくは患者本人だけでなく、見ている家族もつらくなるほど苦しい病気。特に、小児ぜんそくの最大の原因は両親、家族のたばこが原因であると言われている。
アメリカのメイヨークリニックの調査によると、2〜16歳のぜんそく患者400人のうち、家庭内受動喫煙がある場合は67%、ない場合は26%だったとか。
また、幼児期に副流煙を吸い込むと、肺炎や気管支炎など呼吸器疾患にかかる率が高くなる。その割合は、両親とも喫煙する場合、両親とも非喫煙の場合の約2倍以上高くなっているそうだ。

子供をぜんそくにしないためには、少なくとも子供の前では絶対に吸わない、一緒にいる部屋や車の中、寝室などでは絶対に吸わないことが必要だ。

更新日:2002年5月20日

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