快適な睡眠は正しい知識から!「睡眠」のウソ・ホント

気持ちよく眠り、目覚めたいものですよね。そのためにも「睡眠」のことを知っておくといいでしょう。

Q1 眠りには男女差がある。

Q2 規則的でも夜型生活はやめたほうがいい。

Q3 成長ホルモンは、寝ている時のほうが分泌される。

Q4 睡眠はまったく遺伝しない。

Q5「二度寝」は効果的。

Q1 眠りには男女差がある。

男性より女性のほうが眠りが大きく変化します。それは、主に女性ホルモンのせい。 女性は、排卵の前には眠気が抑えられ、睡眠時間も減少傾向になりますが、排卵が始まるとだるさを感じ、同時に強い眠気を感じるようになります。

これは、女性の中にある「子孫を残す」という生殖活動を遂行するためにある仕組みだと言われています。排卵前には活動的に受精相手の男性にめぐり合うチャンスをつかむため睡眠時間が少なくなりますが、逆に排卵を過ぎ、受精をクリアすると体を休ませて胎児を育てるために睡眠時間が多くなります。
もちろん、受精しなくても(つまり妊婦でなくても)、排卵が終わると同じような症状が出るため、睡眠にも変化が現れるのです。

一方、男性の場合は男性ホルモンが周期的に分泌されるわけではないので、眠りに大きな変化があるわけではありません。

というわけで、正解は「ホント」

Q2 規則的でも夜型生活はやめたほうがいい。

よい眠りのために必要なのは、規則正しいリズムで生活すること。コンビニ店員や警備員、看護師、タクシー・トラックの運転手など、どちらかといえば夜型生活を強いられる仕事をする人でも、メリハリをつけて生活をするようにすれば、よい睡眠をとることができます。

人間の体には24時間、12時間などの一定のリズムが刻まれており、さらに眠りの周期90分などの倍数をうまく利用して暮らせば、特に問題はないようです。極端な話、丸1日徹夜して丸1日休む、という48時間サイクルで生活しても、体は順応できます。
昼と夜がまったく逆転した生活形態であっても、就寝時間と起床時間が規則正しく保たれていれば問題はないのです。
ただ、リズムもなく不規則な生活をしている人は、体にも障害が出やすくなるため、避けたほうがいいでしょう。

というわけで、正解は「ウソ」

Q3 成長ホルモンは、寝ている時のほうが分泌される。

成長ホルモンは、眠っている間に脳下垂体と呼ばれる場所から大量に分泌され、子供の脳や体の成長に影響を与えます。とくに、4歳〜10歳くらいの子供は深い眠りと成長ホルモンの連動がはっきりしており、眠りのはじめのノンレム睡眠時に成長ホルモンは多く分泌されているのです。

もちろん、子供だけでなく、肌荒れ、肌のくすみなど、とくに女性が気にするような美容に関しても成長ホルモンは一役買っています。成長ホルモンが分泌される睡眠中は、肌の再生にとって重要な時間。皮膚の表皮細胞は、睡眠時間が足りなくなるとターンオーバーのリズムが乱れて、古い肌細胞が新しい肌細胞とうまく交換できなくなってしまいます。その結果、くすみや乾燥、皮脂の過剰分泌などのトラブルが発生しやすくなるのです。
また、睡眠時間が足りないと交感神経が過度にはたらいて血管を収縮させ、血流が停滞してしまいます。寝不足でおなじみの目の下のくまは、停滞した血液が目の下の薄い皮膚を通して見えているもの。

つまり「寝不足は美容の敵」であり、逆に「睡眠は美容の強い味方」だということができます。

というわけで、正解は「ホント」

Q4 睡眠はまったく遺伝しない。

一般的に親が眠りが少なくてすむ子供は、睡眠時間が短く、逆に親がよく眠る子供は睡眠時間が長い、と言われています。これは、もちろん後天的な要素も関係しているのですが、そればかりではありません。
一卵性双生児が違う環境で別々に生活していても、両者の睡眠パターンはとてもよく似ていることから、睡眠も遺伝が関係すると言われているのです。

というわけで、正解は「ウソ」

Q5「二度寝」は効果的。

せっかく目が覚めても、「あと5分だけ」と思って二度寝をすると、かえって起きづらくなったという経験はないでしょうか?
ご存知のとおり、眠りのサイクルは90分。この倍数の時に目覚めると気持ちよく起きられると言われています。いったん自然に目が覚めた状態からもう一度寝始めると、そこから再び深い眠りに入ってしまい、深い眠りの途中で起こされることになるのでかえって寝起きが悪くなるのです。
自然に目が覚めた時、「あと30分寝られる」と思って再び寝たからといって、脳や体の疲れが取れるわけではありません。脳や体の疲れが取れるのは、最初のうちの深い眠りであって、最後のほうは「よく寝たな」という自己満足的な眠りというだけなのです。
早起きは三文の得。早く目覚めた時には、思いきって起きてしまいましょう。

というわけで、正解は「ウソ」

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