コンタクトレンズを選ぶなら

コンタクトレンズにはハード、ソフト、使い捨てなどの種類があり、最近ではソフトでも消毒・洗浄方法が簡単になってきています。コンタクトレンズでも最近の主流は使い捨てタイプです。それぞれのコンタクトレンズのメリット、デメリットをご紹介します。

どんなコンタクトレンズがあるの?

コンタクトレンズは、医薬品医療機器等法(旧:薬事法)で定められた高度管理医療機器にあたります。コンタクトレンズを使用する場合、視力や角膜のカーブの測定、眼の状態をきちんと眼科医に検査をしてもらったうえで処方してもらいましょう

コンタクトレンズは大きく分けてハードレンズ、ソフトレンズの2つのタイプがあり、最近では使い捨てタイプが人気があります。

ハードレンズ

ハードレンズは直径7mm〜8mmの角膜(くろめ)より小さなものです。手入れが簡単で、耐久性に優れており、価格も低めです。さらに、乱視矯正効果が高いです。
以前は酸素を通しにくく、そのため激痛を伴うような角膜障害を起こしやすいという欠点がありましたが、現在はそれを改善した、酸素透過性のハードレンズが主流になっています。
ハードレンズは人によっては慣れるまでに時間がかかり、ごろごろした感じがなかなか取れない場合もあります。

ソフトレンズ

ソフトレンズは直径が13mm〜14mmの角膜を覆うものです。水を多く含んでいるため、柔らかく、コンタクトレンズに抵抗を感じている人でも無理なく装用することができます。また、スポーツなどをしても外れにくいという特長があります。
しかし、角膜に傷がついても痛みが少ないため、気がついたときには症状が進行している場合もあるので注意が必要です。

従来の手入れ方法は洗浄のあと、熱処理による煮沸消毒を必要としていましたが、熱処理はレンズを劣化させたり汚れを固着させてしまう傾向があるため、現在では過酸化水素やMPS(マルチパーパスソリューション)を使った化学消毒(コールド消毒)が普及しています。これは、レンズの寿命を延ばすだけでなく、レンズの劣化が原因で起こる眼病の予防にもなります。

■過酸化水素を使う方法

過酸化水素は消毒効果が高いのですが、コンタクトレンズの中に取り込まれてしまい、眼に悪影響を与えることがあるため、中和する必要があります。この中和を忘れたまま装用すると、眼が痛くて大変なことになるので要注意です。

■MPS(マルチパーパスソリューション)を使う方法

MPS(マルチパーパスソリューション)と呼ばれる、洗浄、すすぎ、保存、消毒をワンステップでできるものです。
眼の細胞に与える影響は少ないのですが、その分消毒効果が弱くなるため、 必ずこすり洗いが必要です。 レンズケースも清潔に保つようにしましょう。

使い捨てタイプってどんなもの?

従来のコンタクトレンズは洗浄・消毒をしながら繰り返して使うタイプでした。それに比べ、最近では使い捨てタイプの需要が伸びてきています。厳密には一度眼からはずしたら再装用せずに破棄するものが「使い捨て」なのかもしれませんが、なかには定期的に交換するものもあります。
現在、使い捨てタイプにはソフトコンタクトレンズが使われています。

使い捨てタイプにはその交換間隔によって大きく3種類に分けられます。

毎日使い捨てるタイプ(デイリー)

起きている間は1日中同じレンズを装用し、寝る前にははずして捨て、翌朝また新しいレンズを装用するタイプです。1日1枚単位で交換するため、常に新鮮であり、寝ている間装用していないため、安全性が高いといえます。

1週間以内の連続装用(ウィークリー)

1週間以内は1枚のレンズを寝る時も装用し、その後破棄したら翌朝新しいレンズを装用するタイプです。連続装用が7日まで可能で、起きた時にすぐによく見えるという利点があります。

定期交換タイプ

従来のソフトコンタクトレンズのように毎日装用した後、寝る前にははずして消毒・洗浄しながら、翌朝も同じレンズを使い、2週間ほどで新しいレンズと交換するタイプです。

使い捨てタイプのメリット・デメリットは?

使い捨てタイプにはメリットが多い。毎日の手入れが苦手な人、旅行が多い人などにオススメ。

メリット

  • 使い捨てだから毎日のお手入れも簡単!
  • 常に新品なので汚れの固着による眼の障害を防ぐことができます
  • 旅行などにケアキットを持参する必要がなく手軽です
  • 視力の変化にも対応しやすいです

デメリット

  • 使いつづけると総費用は高くなります
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