チョコレートとココアの違いは?知ってる?ココア雑学

ココアの原料はカカオ豆。原産国は中南米や東南アジアなどです。「そのくらい知ってるよ!」という方、それではココアはいつごろから飲まれていたか、日本人で初めてココアを飲んだ人は誰だか、ご存知ですか?

ココアの原料は「カカオ豆」

カカオ豆

ココアの主原料は「カカオ豆」。これは、カカオの樹になる果実の中にあるものだ。
カカオの樹は成長すると約7〜10m、樹の直径は10〜20cm、その葉はとても大きい。白い花が1年中枝にも幹にも咲き、これが6ヵ月ほどで実を結ぶようになる。これがカカオの実だ。
カカオの実は長さ20cmほどのラグビーボール型をしており、中に30〜40粒ほどの種がある。これがカカオ豆なのである。

カカオの樹は赤道の南北緯20度以内、平均気温27度の高温多湿な地域で栽培されており、主な原産国は中南米、東南アジア、西アフリカなどだ。

そもそもココアの歴史って?

新大陸を発見したコロンブスが、1502年の最後の航海で中米ホンジュラス沖に浮かぶ島を通った時、マヤ人らしい人々の乗った船に木の根や豆、とうもろこしなどと一緒にあったカカオを見つけたとか。
当時はかなり貴重な食べ物で、「神から授かった豊かな実りのあかし」とされていた。
これがスペインに持ち帰られ、さらにイタリアやフランスへと広まっていった。
ココアの学名は「テオブロマ・カカオ」。テオブロマとは、ギリシャ語で「神の食べ物」という意味であるのもうなずける。

日本に来たのはいつごろ?

支倉六右衛門

江戸時代の医学書に、カカオ飲料のことが書かれている。一説によると、日本人ではじめて外国に出向いてカカオの風味を味わったのは、伊達正宗の家臣で、当時通商条約締結のためにメキシコに出向いた支倉六右衛門という人だとか。
日本人がココアに出会ったのは、ヨーロッパ人よりかなり遅く、約100年前だとも言われている。

ココアは薬として使われていた!?

ヨーロッパにカカオが渡る前、中米では炒ったカカオ豆をとうもろこし、唐辛子などを混ぜて水に溶かして飲んでいたとか。それは、「適量飲めば、元気になって気分爽快になれる」と信じられていたから。
また、カカオに薬草を混ぜて、歯痛、のどの炎症、胃腸病、肝臓病などに使われていたそう
チョコレートも同様。「アステカの不老長寿の秘薬だった」という神秘的なイメージもあって、中世のヨーロッパでかなり流行ったようだ。

チョコレートとココアの違いは?

どちらもカカオ豆が原料になっているのは同じ。いわば、兄弟のようなもの。
カカオ豆がヨーロッパに渡った後は、1828年にオランダで今のようなココアの原型が誕生し、続いて1847年に固形のチョコレートの原型が生まれたと言われている。
カカオ豆に含まれている脂肪分の3分の2を絞り、取り除いたものがココア。サラサラの粉末だ。
カカオのペーストに砂糖を混ぜ、さらにココアバターを加えて苦味を薄めて固めたものがチョコレートである。

更新日:2002年10月3日

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