海洋深層水とは?

「海洋深層水」とは、その名前の通り、深海を循環している水です。海の底をはるかな年月をかけて循環してきた海洋深層水には、ミネラルが豊富、性質が安定しているなど健康に役立つさまざまなパワーがあると言われています。

実は、地球上の水の90%以上が深層水

実は、地球上の水のほとんどが深層水です。「海洋深層水」とは、その名前の通り、深海を循環している水です。

では、その「深海」とは、どんなところでしょうか?

  • ●光の届かない(無光層)
    大陸棚外縁より沖合で、植物が光合成することもほとんどできない、ごくわずかな太陽光線しか届かないところ。
  • ●水温が低い(水温躍層)
    海の中には、水温が急に冷たくなるところがあります。その境界、以深。

どこで生まれているの?

北極グリーンランド周辺で、塩分濃度差によって生じる「プルーム」と呼ばれる垂直に沈む海流が始まりです。そこから、水深2,000m以上、深いところでは4,000mの深海にもぐりこむ海流となります。

どこで、くみ上げてるの?

北大西洋で沈んだ水は、なんと約2000年間、一度も大気と接することなく深海を循環し続け、北太平洋にまでたどり着きます。
その一部が、科学技術庁が「海洋深層水の研究・開発のモデル地区」に指定した、高知県室戸市沖あたりで上昇して、わき上がってきます。
そこで、沖合い約2km、水深344mからパイプをひき、くみ上げられています。

深層水のすごいところ

海の底を、るかな年月をかけて循環してきた深海水には、健康に役立つさまざまなパワーがあると言われています。
実際、アトピーなどへの治療効果の研究にも使われ始めています(注意・研究段階につき、その効果については、まだはっきりとは確認されていません)。

ミネラルが豊富

必須微量元素や、さまざまなミネラル成分がバランスよく約60種類含まれています。
ミネラルウォーターの原水となる河川の水と比較すると、その違いがよくわかります。特に摂取しにくいマグネシウムは、深層水コップ2杯程度で、1日の分が補えてしまうほどです。

主なミネラル分 海洋深層水 河川
マグネシウム(mg/l)13264
カルシウム(mg/l)4262
ナトリウム(mg/l)110509
カリウム(mg/l)4192

「キレイな水」である

2000年もの間、海の奥底を循環し、表層の海水と混じり合うことがありませんでした。そのため、次のグラフの通り、キレイな水を保っています。

海の水の総細菌数の比較 グラフ:海の水の総細菌数の比較

  • 表層の海水と違い、産業廃水や生活廃水、大気からの化学物質による汚染がほとんどない
  • 陸水から来る大腸菌や一般細菌に、ほとんど汚染されていない
  • 光が届かないので、光合成も行われず、海洋性細菌そのものの数も表層に比べて非常に少ない

低温で安定性している

海洋深層水は、このグラフの通り、水温が表層よりかなり低く、一年中ほとんど変化しないため、とても安定しています。
海洋深層水をくみ上げている取水口付近の水温でも、年間を通じて約9.5℃。くみ上げた段階でも11〜12℃です。

よく「熟成」した水である

海洋深層水は、常に水圧30気圧以下の環境で、長い年月をかけて形成された海水なので、性質が安定しています。

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