腸内で悪玉菌が栄えているのは何故?(生活習慣編)

年齢は若くてもお腹の中は老化していませんか?お腹の健康は、腸内ビフィズス菌によって決まってきます。悪玉菌を増やすのは、生活習慣に問題があるようです。

あなたも「ご腸内のお年寄り」?

ヒトは一生の中で、腸内ビフィズス菌などの善玉菌を失いながら年をとっています。つまり腸内ビフィズス菌の元気さが「お腹年齢」と言うことができるでしょう。お腹の老化をすすめてしまうのが、生活習慣です。下に挙げたような生活習慣のために、年齢は若くてもお腹の中は老化しているという「ご腸内のお年寄り」が増えています。

ビフィズス菌が減っていく原因

赤ちゃんは、母親の体内にいる間、安全な無菌状態です。そして産まれて初めての「オギャー!」から、体の中には細菌がやってきます。初めに入ってきて増えるのが悪玉菌です。しかしその後、善玉菌である腸内ビフィズス菌が、生後3日ほどで腸内で増殖を始め、一気にお腹の中での勢力を伸ばして、悪玉菌から体を守ってくれます。その勢力たるや、ほぼ100%にまでなります。だから赤ちゃんのうんちは、大人ほど強烈な臭いはしないのです。

  • 食生活の乱れ
    食事時間のリズムの乱れ、栄養バランスの乱れ。つまり不規則な生活を続け、栄養の偏った食事を続けると、悪玉菌の勢力が拡大します。てきめんにビフィズス菌は減っていきます。
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  • 肉が多い食事
    悪玉菌は肉が大好物です。特に、完全に胃で消化されなかった肉類は、腸で腐敗便となり、悪玉菌の格好のエサになります。たんぱく質やアミノ酸を分解し、悪臭のする有害物質を作り出します。便秘や下痢、肌荒れ、腸炎はもちろん、これらの物質が体中に運ばれ、動脈硬化、高血圧、がんなどの病気の原因にもなります。
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  • 食物繊維が少ない食事
    食物繊維は、お腹の中の腐敗物を吸着し、早く外に出してくれるはたらきをします。それだけではなく、善玉菌が腸内で発酵をおこない、酸を作り出すときの基質となるのです。摂らないでいると善玉菌は減ってきます。
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  • ストレス
    さらに影の大敵となるのが、ストレスです。ストレスが自律神経に影響を及ぼすと、胃酸の分泌がおさえられてしまいます。本来、胃はかなりの酸性度で、有害な細菌などを寄せつけないようにしてくれています。また肉などのたんぱく質も消化をよくしてくれます。しかし、それがストレスのせいで阻まれてしまうのです。すると危険な悪玉菌が増えてきます。

人間は年をとってくると、赤ちゃんのような善玉菌いっぱいの腸から、悪玉菌が多い腸になってきます。ビフィズス菌はかなり減少しています。人間の老化と腸内細菌の関係もろいろと研究されていますが、加齢で悪玉菌が増えるのなら、逆に言えば、悪玉菌を増やさないことで腸の老化は遅らせることができるかもしれません。

生活改善+ヨーグルトで若返ろう!

脱・ご腸内のお年寄りの基本が、生活改善なのは言うまでもありませんが、肉食中心など食生活が欧米化した結果なら、欧米風に対処する食品の方も取り入れましょう。それがヨーグルトです。肉だけではなく、善玉菌を増やすはたらきのあるヨーグルトも摂ってこそ、上手な欧米風の食生活と言えます。もちろん、和食中心の人もヨーグルトをプラスすることで、さらに若々しい腸になるでしょう。

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