「太る」ってどんなこと?

肥満で問題なのは、「格好」ではなく「健康」。よほどの肥満でない限り、体は痛くも苦しくもない。しかし将来、確実に生活習慣病につながる「病気」なのだ。

「肥満」は難しい「病気」!

少々「食べ過ぎ」気味の最近の日本人。みんなが心のどこかで、肥満を気にしている。しかしなぜ、気にしているのだろう?もちろん「健康にも悪い」とはわかっている。しかしどちらかと言うと「健康」より「スタイル」の問題と考えていないだろうか?男性も女性もスリムでないと、なかなかモテない現代。少しでもお腹が出ていると「ちょっとカッコ悪い」…。だからこそ、健康には良くない、無理なダイエットもする。しかし肥満で問題なのは、「格好」ではなく「健康」。よほどの肥満でない限り、体は痛くも苦しくもない。しかし将来、確実に生活習慣病につながる「病気」なのだ。

普通「病気」と言われれば、「きちんと予防・改善しよう!」と思うだろう。風邪なら、ひかないように気をつけたり、かかったら治そうとするはず。しかし肥満は「スタイル」として考えられやすいため、正しい知識で予防されず、現在、治すのが難しい「病気」にってしまっている。「スリムならOK!」と思いがちだが、痩せていても体の中には脂肪がたまっている「かくれ肥満」も増えている。「健康」という視点から肥満を考えなくては、ホントの「健康美男・美女」への道は遠い?

「肥満」ってそもそも何?

  • 「肥満」=「体脂肪率が高い」病気のこと
  • ●体脂肪率は体重とは別のもの
  • ●従って「見た目」の太さより体の中身が問題
  • ●やせて見えても健康に良くない脂肪のつき方がある
  • ●ダイエットは、ほど良い体脂肪率を保つためにするもの

「体脂肪」って何?

脂肪といって思い出されるのは「皮下脂肪」。しかし、ほかにも中性脂肪やコレステロールなど、いろいろな脂肪の名前を聞くことがある。それって一体どう違うの?
体につく脂肪は、次のようになっている。これらすべてを合わせて「体脂肪」なのだ!

「脂肪」の種類は主に3種類

中性脂肪

  • ●皮下脂肪
    皮膚の下について、細胞の「数」を増やして体脂肪を蓄えていく。たまりにくいタイプの脂肪だが、一度つくと分解されにくいので、なかなか減らない。
  • ●内臓脂肪
    肝臓や心臓など、内臓の周りにつく。主に、脂肪細胞の「中身」を膨らませて体脂肪を蓄えていく。たまりやすく、分解もされやすい。つまり血液の中に溶け出し、血中脂肪になりやすい。
  • ●血中脂肪
    血液の中に溶けている脂肪。動脈硬化などを引き起こし、糖尿病、高脂血症、高血圧などの生活習慣病の原因となりやすい。

コレステロール

  • ●HDL(善玉)コレステロール
    体のすみずみの血管壁にたまった悪玉コレステロールを抜き取って肝臓に運んでくれ、動脈硬化などを予防する。
  • ●LDL(悪玉)コレステロール
    肝臓のコレステロールを体のすみずみに運ぶため、血管壁にこびりつき、動脈硬化を促進する。

リン価

細胞膜をつくる成分。本来は水に溶けない物質(脂肪など)を、水になじませる性質を持つ。リン価に包まれると、中性脂肪などが分離せずに、血液の中に溶け出せる。目には見えない。

どう違うの?中性脂肪・コレステロール

中性脂肪

体内の価の9割が中性脂肪。体を動かすエネルギーとして使われたり、蓄えられる。肉でいうと白く見える部分

コレステロール

リン価とあわせて価の1割がコレステロール。エネルギーとして使われるのではなく細胞を作る材料になる。目には見えないが、筋肉の中など体中にあって、必要以上にあまると血液中にたまってくる。

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