食生活でも冷え性が治る

冷え性の原因は体温調節機能のトラブルにあります。この機能を回復させるため、食生活でどんな注意をしたらいいのでしょうか?といっても、大前提は栄養バランスのとれた食事です。冷え性にいいからといってねぎばかり食べるなど、極端に走ってはいけません。

野菜の煮ものや温かいサラダでビタミン、食物繊維を摂ろう

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仕事中心、外食中心の生活を送っているとどうしても不足してしまうのが野菜類です。成人の1日摂取量は1日300gですが、あなたは摂れていますか?

とくに冷え性に効果がある栄養素は、ビタミンEとビタミンC。ビタミンEは血行を良くするはたらきと、体内のホルモン分泌を調整するはたらきがあります。またビタミンCは血液の主要な材料となる鉄分の吸収を促進、毛細血管の機能を保持するはたらきがあります。

ビタミンEは主に穀物や緑黄色野菜、豆などに。ビタミンCは主にみかん、いちご、ブロッコリー、ピーマン、芋類などに含まれています。

また、冷え性+便秘などの悩みがある人は食物繊維を多く含む野菜も意識して摂るようにしましょう。便秘解消とともに冷え性が改善することも多いようです。

このような野菜は、煮たりゆでたりした温かいものを食べるようにしましょう。生野菜や果物などは、ビタミンはとれるかもしれませんが、お腹の中を冷やしてしまうので冷え性には逆効果となります。生野菜サラダより温野菜サラダか煮物を、また、野菜ジュースより野菜スープがおすすめです。
なお、ビタミンCはゆでたり煮たりする過程で壊れてしまうことが多いので多めに摂取したいもの。芋類などは熱を加えてもビタミンCが壊れにくいです。

冷え性に効く食品は?

血行を促進して冷え性改善に一役かう、そんな食品も存在します。ただし、1品だけの摂りすぎは×。1日の栄養バランスを考えながら食べたり飲んだりするようにしましょう。

香辛料

とうがらしを始め、にんにく、しょうが、こしょうなどの香辛料は血管を拡張したり、体内の脂肪分を燃やしやすくして体温を上げるなどのはたらきがあります。このほか、インド料理などによく使われるターメリック、シナモン、サフランなども同様のはたらきがあるようです。
簡単な野菜&肉炒めも調味料次第で千差万別。調味料にこだわって、料理を楽しみながら冷え性改善ができます。

ねぎ

ねぎは冷え性に効くといわれる野菜の代表格。みそ汁や煮物の薬味として使えば毎日無理なく食べることができます。また、玉ねぎも冷え性には効果的です。

ウーロン茶

普段飲んでいる緑茶の代わりに、熱くしたウーロン茶を飲むのも冷え性には効果的です。効果のメカニズムはまだよくわかっていないものの、東洋医学では冷え解消の一手としてすすめられているようです。特に「水仙」「鉄観音(貧血の人にいいそうです)」 などの銘柄が中国では人気を集めています。

お酒

お酒を飲むと体が温まるというのは、すでにご存知でしょう。実際、アルコールの効果で善玉コレステロールが増え血行がよくなるということがわかっています。
ただし、ビールや水割りなど冷たいものは逆効果となります。日本酒の熱燗などをゆっくり飲むのがおすすめです。また、1日の適量は2合まで。それ以上飲むと、脂肪肝など体を壊すもとになってしまいます。

甘いものには身体を冷やす効果がある

アイスクリームやジュースなど甘くて冷たいデザート系は、冷え性の大敵ともいえる食べ物です。
この理由は3つあります。

  • 体を内側から冷やしてしまいます。
  • 糖分をとりすぎると血液中に血糖や中性脂肪が増え、血行が悪くなります。
  • 体内の糖質や脂肪分を熱に変えるはたらきを阻害します。

成人が1日に必要な砂糖の量は20gが目安です。アイスクリームやケーキなどをひとつ食べれば、軽く20gは超えてしまいます。こういったデザートは、たまのお楽しみにしておいたほうがいいようです。

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