噛むとこんなに幸せになれる!

一度の食事で「噛む」回数は、昔から現在までに激減しました。しかし、「噛む」ことには色々な良いことがあります。

「噛む」ことの意外な効果

一度の食事で「噛む」回数は、弥生時代には4,000回、戦前には1,400回、現在600回と激減してきました。しかし、最近その「噛む」ことの健康への効果が見直されてきました。

虫歯予防にも「噛む」と効果があります。ほかにも肥満・視力低下・姿勢悪化解消などなど色々な良いことがあるようです。

虫歯の予防など

●虫歯の予防

食後にリンゴが良いと聞いたことはありませんか?それは、食物繊維が含まれるものをよく噛むことで、食物繊維が歯ブラシの役割をして、歯の表面の汚れを落としてくれるから。
また「噛む」ことの一番の良さは、唾液が良く出るようになることにあります。1日に1,500ccも分泌される唾液は、その流れで口の中を自浄する作用を持っています。また食物中の酸を中和する作用で虫歯、歯周病の予防をしてくれます。
さらに、唾液から浸透してくるカルシウム、フッ素による歯の修復(再石灰化)が行われます。溶かされたエナメル質を治してくれるのです。ただし、これは虫歯のごく初期の段階で、虫歯を予防するという作用なので、痛くなるほどの虫歯は、この再石灰化では治りません。

●発がんを1〜2割おさえる?

唾液に含まれるペルオキシダーゼという酵素が、発がん性物質が作り出す活性酸素を消していきます。それにはよく噛んで、唾液をいっぱい出し、食べ物と唾液をよくからませることが大切です。約30回(30秒)で、毒性が1〜2割に薄まるのです。

●ぼけ防止

よく噛むと、脳血管が拡張し、脳に血液とともにブドウ糖・酸素などの栄養素が流れます。すると、網様体から目覚め信号が出る。脳は覚醒し、ぼけ防止になります。
ほかにパロチンという物質が老化の防止になると言われています。よく噛むことで、内分泌に刺激がいき、パロチンの分泌が促進されて、老化防止のはたらきかけをするので、ぼけの防止になるようです。

●肥満予防

よく噛み、味覚が刺激されるとノルアドレナリンという物質が分泌されます。この物質は全身の細胞の活動を活発化させます。そのため、熱のエネルギーが出て、肥満予防になります。
またよく噛むと、食事の間に栄養分の消化吸収が開始され、血糖値が上昇し始めます。すると大脳から「もう食べたくない」という指令が出るので、少ない量で満腹感が得られるのです。

●視力アップ?

人間の眼は、瞳の中でレンズの役割をしている水晶体の厚みを上手に変えることで、近く・遠くを見分けることができます。よく噛むと、この水晶体の厚みを調節する筋肉の老化を間接的に防止するため、視力の回復につながります。

●姿勢が正しくなる

噛むために必要な筋肉はアゴだけではありません。首筋、胸、背中にある12種類の筋肉を使って下顎を動かしているのです。よく噛むと、それらのすべての筋肉が運動します。上半身が自然と、まっすぐになっていきます。

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