食品 |
汚染の心配がある環境ホルモン |
環境ホルモンを摂取しない方法 |
肉 |
ダイオキシンなど |
なるべく脂肪を取り除く。下ゆでをしてから調理する(ゆで汁は捨てる)。ダイオキシンなどの化学物質は脂肪に溶けやすいので、脂肪部分にたまっている可能性がある。レバーなど、内蔵の常食は避けた方がよい
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魚 |
ダイオキシン、PCBなど |
うろこ、えら、内蔵は取り除く。頭も切り取る。海の魚は塩水で、淡水魚は水でよく洗う。仕上げに熱湯をかけたり、湯をくぐらせたりして、化学物質を取り除くといい。
また、ダイオキシン汚染がひどい地域では、近海ものの魚は避けたほうがベター。 |
野菜
くだもの |
環境ホルモン作用が疑われている農薬類 |
流水でよく洗って農薬分を流し、皮をむいて調理する。
キャベツ、白菜などは外側の葉をむしり取った方がよい。 |
缶ジュース
缶詰 |
ビスフェノールA
(エストロジェンと似た作用をする) |
缶の内側をコーティングしているエポキシ樹脂の原料ビスフェノールAが中身に溶け出している可能性がある。
缶詰や缶飲料を避けるのが1番だが、スチール缶のうち、缶の底が白く底につなぎ目がなくなだらかにカーブしているものなら、エポキシ樹脂を使用していないので安心。 |
カップめん |
スチレンダイマー
フタル酸エステルなど |
熱湯を注ぐと、容器(発砲スチロール)から左記のような環境ホルモン物質が溶け出すという報告があったが、カップめん業界が反発し、激しい論争が行われている。
疑わしいものは避けるという考えなら、カップめんは、一度陶器のどんぶりなどに移し替えてからお湯を注ぐようにする。なおカップめんの中には、紙製の容器にポリエチレンをコーテイングしたものもあり、こちらはそのままお湯を注いでも安心。
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コンビニ弁当 |
容器から環境ホルモンが溶け出す
塩化ビニル系のラップにはアジビン酸エステル
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容器は特にポリスチレン製のものに注意。
ポリエチレン、ポリプロピレン、ペット樹脂なら安心。ラップもポリエチレン系なら大丈夫。
しかし、容器の材質が何なのか明記されている弁当はまだまだ少ないのが実状。お店の人などに聞いてみて、それでもわからないようなら、ほかの容器に移し替えてからレンジなどで暖めた方がいいだろう。 |