たばこ、酒、甘いもの…やめられないのは、なぜ?

たばこ、酒、甘いもの…体によくないことがわかっているのに、どうしてもやめられない。これらに依存してしまう人々の体の中では、一体何が起こっているのでしょうか?

もとはすべてストレス状態

個人差はあるものの、何らかのストレス(悩み・コンプレックス)が引き金になることが多いようです。
○○することでストレス状態から逃れたい、△△することでコンプレックスを解消したい、という気持ちが動機になっています。

アルコール

アルコール

お酒に含まれるアルコールは、大脳の機能を麻痺させます。
大脳は、人間活動の中枢をなすところ。知性や理性もすべてここでコントロールされています。したがって、大脳が麻痺することによって、嫌なことは忘れて明るく楽しくなれるわけです。

たばこ

たばこ

たばこに含まれるニコチンには、頭をスッキリさせ(精神興奮作用)、気持ちを落ち着かせる(精神沈静作用)、2つの作用があることがわかっています。
たばこを吸った後の満足感もニコチンのおかげのようです。

甘いもの

甘いもの

疲れているときなどに甘いものをとると、頭がスッキリします。これは、血糖値が上がって脳中にエネルギーが補給されたため。
また、甘いものの刺激そのものも満足感につながるようです。

モノは違っても、一時的に満足感が得られ、気持ちよくなるのである

でも、続けていくうちに習慣そのものが目的になってしまう

脳内物質という言葉をご存知ですか。
脳内で分泌される神経伝達物質のことで、私たちの感情の変化なども、すべてこれらの物質の分泌による結果だと言われています。
ところで、「○○がやめられないメカニズム」は、脳内物質のバランスが崩れた状態だとする説があります。

ストレス状態が長く続くと、興奮を抑える物質であるセトロニンという物質の量が少なくなってしまいます。
一方で、ストレスを忘れようと一時的にアルコールなどを摂取すると、ドーパミンという物質が分泌されます。これは、日常生活で気持ちいいと感じた時に脳内で分泌される神経伝達物質です。
つまり、興奮を抑える物質が少ない状態で、気持ちいいと感じる物質が分泌されてしまい、普通の人以上に気持ち良さを感じてしまうメカニズムが成立してしまうのです。
そして、この状態がおさまると、再び気持ちよさを求めてアルコールに手を出してしまいます。
根源であるストレスが解消されない限り、これが繰り返されてしまいます。

最終的に体を壊す

アルコール

アルコールの障害としてよく知られているのは、肝臓障害でしょう。 大量のアルコール摂取により、脂質を代謝するという肝臓のはたらきに障害がおき、中性脂肪の消費ができなくなります。このために、肝臓に中性脂肪がダブツいて、アルコール性脂肪肝が生じてしまいます。
また 、アルコールと一緒に食べ過ぎたつまみが肥満を招くなど、そのほかの障害も多いようです。

たばこ

たばことがんとの関係はすでにご存知でしょう。特に肺がん、喉頭がんなどは、たばこが危険因子であることが認められています。また、最近は、細胞の老化を促進するフリーラジカルなども、たばこが原因で体内に生成されると言われています。

甘いもの

甘いものの取りすぎが行き着く先は肥満です。一方で、肥満を恐れるあまり、食べては吐いてしまう過食症などに陥る心配もあります。このほか、糖尿病などの引き金になる可能性があります。

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