体力について考えてみよう!

人間の体を支えてくれる「体力」について考えてみましょう。運動をするなら、まずは自分のレベルを知ることが大切です。自宅でできる簡単な体力チェック法をご紹介します。

そもそも体力ってなんだろう?

よく「体力がある」「体力が落ちた」といいますが、「体力」とは一体なんでしょうか。人間の体を支えてくれるこの「体力」について考えてみましょう。

体力とは、人間の生命維持力を全体的にとらえた概念で、大きくは「行動体力」と「防衛体力」の2つに分けられます。
「行動体力」とは、走ったり跳んだりという運動の基礎になる力のことをいい、「防衛体力」とは体温調節、病気に対する免疫力、ストレスに適応する抵抗力などのことをいいます。
このうち、行動体力は、次の7つに分けて考えられます。

  • ●筋力:モノを持ち上げたり、つかんだり、押したりする時に使う力
  • ●瞬発力:投げたり、打ったり、跳んだりするときに使う力
  • ●筋持久力:モノを持ちつづけたり、繰り返し持ち上げるために使う力
  • ●全身持久力:いわゆるスタミナのこと
  • ●平衡性:平衡感覚にもとづいた調整力
  • ●敏捷性:自分の思うように体を動かせる能力
  • ●柔軟性:体を曲げたり、そらしたりできる能力(関節を取り巻く組織に弾力性があるかどうか)

例えば「全身持久力」が衰えると、ちょっと走っただけでも息切れするようになりますし、「柔軟性」がなくなるとケガをしやすくなります。
横断歩道を急いで渡る途中、転んだりする人がいますが、それは体が固くなって「瞬発力」も衰えたためです。
「筋力」や「筋持久力」がなければ、ちょっと重い荷物を運ぶだけでも体が支えきれず、それこそぎっくり腰になるかもしれません。
このように、これらはみな、元気で快適な日常生活をおくるためにはどうしても必要な力ばかりです。すべてがそろってはじめて「体力がある」と胸を張って言えるのです。

ちなみに、年をとるにしたがって、最も衰えやすいのが「全身持久力」、つまりスタミナになります。これは心臓や肺の機能と非常に密接な関係にあり、とくに中高齢者の場合はこの全身持久力をいかに高めるかが、健康づくりの最大のテーマといってよいかもしれません。

自分の体力を測ってみよう!

効果的に運動をするためには、まず自分のレベルを知ることが大切です。
各都道府県では毎年のように体力テスト(文部科学省制定の壮年体力テスト)をおこなっていますし、フィットネスクラブなどでもできますが、ここでは自宅でできる簡単な体力チェック法をご紹介します。

■まずは柔軟性をチェック

片方の手を肩ごしに背中にまわし、背中の後ろで両手を握ってみましょう。手を反対にしてもできますか?

■バランスチェック

両手を水平に広げた状態で、片足立ちをしてみましょう。目を閉じていても20秒以上静止できるようならOK!フラフラして5秒も静止できないなら、問題外です。

■筋持久力チェック

床に座って足を伸ばし、両ひじを床について体を支えます。両足をそろえた状態で、足先で空中に大きく「へのへのもへじ」を描いてみましょう。絵が完成すればOK!

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