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生活習慣病は若い時期からの予防が大切

「若いから大丈夫」と言って見逃しがちな問題

最近、若年層の生活習慣病の増加が問題となっています。その原因として挙げられているのが、生活習慣の乱れや食生活の乱れ、過度な飲酒やダイエットです。
例えばそれまで実家で暮らしていて親に当たり前のように頼っていた食生活ですが、一人暮らしを始めることによりすべて自分で考え決めていかなければなりません。しかし食に対する正しい知識が無い、調理することができない。そうなると、体のことを考えずに自由に好きな物を好きな時に食べるため、食生活が乱れます。
実際、平成21年に内閣府が行った調査によると、大学生が料理をする頻度は週に1回未満が最も多く(23.1%)、次いで「全くしない」(20.3%)となっており、毎日するという人は1割程度しかいないそうです。

食育と孤食と個食

一緒に食卓について家族や友人との時間を持つのが食育のひとつと言われています。現代では、家庭の事情があり一人で食事を食べなければならない(孤食)、家族がバラバラに好きなものを食べる(個食)の割合が増え、家族そろって生活リズムを共有することが難しくなっているとされています。平成23年に行われた内閣府の調査によると、家族と一緒に食事をする頻度について、「ほとんど食べない」と答えた者の割合は、朝食は25.5%、夕食も8.8%となっています。実家に住んでいても、健康的な食生活が送りにくくなっているというのが現状です。

特に大学生は、バイトやサークルなどで夜遅い時間まで家に帰らないことも多くなるので、「個食」や「孤食」が多くなるのかもしれません。幼い頃からの食育も大学生の生活習慣病の予防に役立つので、国や各大学でも食生活改善を促すような取り組みが行われています。

若いうちの食生活が悪いと起こること

生活習慣病は、以前「成人病」と呼ばれていました。しかし、成人病は、若い頃の生活習慣の乱れによって起こることが分かり、1996年に厚生省が「生活習慣病」と改称しました。ここで言う生活習慣とは、食事や運動、ストレス、飲酒、喫煙などです。
具体的には、糖尿病、高血圧症、脂質異常症、心臓病、脳卒中などが生活習慣病に当たります。日本人の死亡原因は、脳卒中や虚血性心疾患(心筋梗塞など)の循環器病とがんの割合が多くなっています。乱れた生活習慣を若い時から続けていると、命に関わるような病気になる可能性もあるということです。
例えば、糖尿病になると血管に障害が生じやすくなり、その結果、狭心症や最悪の場合は心筋梗塞などの重篤の病気に発展してしまいます。生活習慣病の怖いところは、単一の疾患ではなく、一つの疾患から連鎖的に命に関わる病気に進展していく点です。

「基本の食」を意識して生活する

特定非営利活動法人「地域循環研究所」が行った「大学生の食を変える!食事変革プログラム」が、大学生が摂るべき「基本の食」というものを紹介しています。ご飯・味噌汁・おひたし・焼き魚の4種類です。基本の食は脂質が少なく、野菜もたっぷり摂れ、日本人にとって理想的な食事になります。それぞれに生活習慣病を予防する意味があり、調理が簡単なのでオススメです。

テレビなどでは、生活習慣病予防に効果があるとして、さまざまな食品が伝えられていますが、どれも実践しようとすると混乱してしまい、一つに絞っても飽きてしまうということが、しばしば起きているようです。これらの情報は売上増のための企業戦略でもあります。大切なのは、健康食品を摂取することではなく、食事を改善することです。基本の食を意識して、食生活を少しずつ改善していきましょう。

早めのライフスタイルの改善を

生活習慣病は、これまで病気を早期に発見・治療することに重きが置かれていましたが、現在では、生活の質を向上させて、予防をすることこそが重要だと考えられています。今が健康だと、将来自分が病気になることなんて考えられないと思いますが、不規則な生活は少しずつあなたの体をむしばんでいます。健康診断を定期的に受けることも大切ですが、そもそもの要因を取り除くことをしていくようにしましょう。

「日本人の食事摂取基準2015年版」では高血圧予防の観点から男性 8.0g/日未満、女性 7.0g/日未満が目安とされています。高血圧予防は、生活習慣病予防の基本です。まずは、塩分摂取量を気にして、食事を摂ってみてはいかがでしょうか?

更新日:2016年10月3日

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