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胃の切除をした後に気をつけること

胃の役割と、胃を削除した後に気をつけることを知りましょう

昨今の胃がんの手術においては、手術で胃を切除するのが一般的とされています。胃を切除する範囲は、進行具合によっても変わってきます。胃がん以外にも、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の手術で胃の切除が行われることがあります。特に胃がんで行われる手術ですが、いつ自分がその状況になるかも分からないので、普段の胃の役割と術後の気をつけることを事前に知っておきましょう。

日常的な胃のはたらき

胃は、食べたものを腸へ送るまでの一時的な保管や、タンパク質や脂肪の分解の一部に関与していたりと、消化吸収の過程で活躍している臓器です。
胃を切除してしまった場合、今まで行われていた消化吸収の機能が失われてしまいます。そのため、普段の食事方法に注意する必要があります。

胃の切除後に起こる胃切除後症候群

胃を切除したことで起こる後遺症のことを「胃切除後症候群」と言います。胃切除後症候群は、胃のどの部分を切除したのか、どのぐらいの範囲を切除したのかによってそれぞれ症状が異なってきます。

胃切除後症候群の中には、胃の切除手術の後すぐに症状が現れるものと、何年も経ってから起こるものがあります。このなかでもすぐに起こるものとして「ダンピング症候群」、何年も経ってから起こるものとして「胃切除後胆石」というものが代表的です。

聞き慣れない疾患、ダンピング症候群

幽門部と呼ばれる胃の下側の方を切除した場合、ダンピング症候群と呼ばれる症状が起こることがあります。これは、食事をした際に胃に食べたものをためておけないため、食べたものが一度に小腸に流れ込んで起こる全身症状のことです。

食事をした後すぐに現れる早期ダンピング症候群や、食後2〜3時間後に現れる晩期ダンピング症候群がありますが、どちらも冷や汗や発汗、めまいや体のだるさが症状として表れます。

ダンピング症候群を防ぐためには、食事をゆっくりよくかんで食べることが大切です。また、お腹いっぱいにするのではなく、腹八分目ほどで食事はやめるようにしましょう。症状が起こる可能性があると感じた場合には、アメなどを食べることでダンピング症候群の低血糖症状の予防に繋がります。

数年後にやってくる胃切除後胆石

胃の切除手術をして数年経つと、胃切除後胆石がみられる場合があります。手術の際、胆嚢の神経が切れてしまうことで胆嚢の動きが悪くなり、胆石ができやすくなってしまうことが原因です。対処法としては、胆嚢の摘出をすることで防ぐことができます。場合によっては、胃の切除を行う際に、同時に胆嚢を取ってしまうこともあります。

知らないとわからない症状が多い

胃の切除をすることで起こる疾患は、代表的なものであっても知らなければ何の症状なのかわからない人もいるかと思います。胃を切除するということは、体の大きな変化です。胃の切除をした際には、どのようなことに注意するべきかを知識としてあらかじめ知っておくことで不安は少なくなるでしょう。

更新日:2016年8月29日

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