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心臓病にも色々?心臓病の種類

日本で2番目に多い死因の心臓病

2015年の厚生労働省による「人口動態統計の年間推計」における死因では、心臓病はがんに次いで2番目に多く、年間20万人弱の人が心臓病で亡くなっています。心臓病は身近な病気であり、誰もがかかる可能性のある、命に関わる病気だといえるでしょう。

生活習慣から狭心症や心筋梗塞に

心臓病にも多くの種類があり、なかには生活習慣が原因だと考えられる心臓病もあります。生活習慣から高血圧や脂質異常、高血糖となり、動脈硬化を招いてしまうと、心臓にうまく血液が流れなくなる虚血性心疾患になってしまいます。

心臓病のうち、代表的なのがこの虚血性心疾患です。狭心症や心筋梗塞はこの虚血性心疾患に含まれています。狭心症は心臓を動かしている筋肉に血液を送るための冠動脈の異常により起きるもので、症状には狭心痛と呼ばれる痛みがあり、大抵の場合、数分から十数分以内に収まります。

心筋梗塞は冠動脈などが詰まる、塞がるなどが原因で虚血状態になることで心筋が壊死してしまい、胸痛が15分以上継続し、数時間に及ぶこともあります。

不整脈には問題のないものから命に関わるものまで

心拍のリズムが一定でない状態を不整脈といいます。不整脈のなかには、全く問題がないものから、何らかの心疾患や心臓以外の疾患を示しているもの、突然死に至る可能性のあるものまでさまざま。不整脈が起きる原因には、加齢や疲労、ストレスもあります。

不整脈は単に脈が飛んでいるだけでは問題ないとされることがあるものの、重大な病気の信号となっていることもあります。判断の難しい不整脈では、普段の自分の規則正しい脈拍を知っておくと、異常に対する判断がしやすくなります。

先天性の心室中隔欠損症とファロー四徴症

心臓病のなかには子供の時に発見されることが多い先天性のものもあります。

日本小児外科学会によれば、先天性心疾患のなかで最も多いのが心室中隔欠損症です。人間の心臓は縦と横の4つの部屋に仕切られており、上部を心房、下部を心室と呼びますが、左右の心室を隔てている壁に穴が開いていると、本来とは違う血液の流れになってしまいます。これには、自然に治癒するものから、直ちに手術が必要なものまで病態には幅があります。

また、この「心室中隔欠損」と「肺動脈狭窄または閉鎖」、「右心室肥大」、左心室だけから出ているはずの大動脈が、右心室と左心室の両方から出ている「大動脈騎乗」の4つが同時に起きていると指定難病のファロー四徴症と呼ばれるようになります。

ファロー四徴症は、心臓が発生する段階で、肺動脈と大動脈の2つの大きな血管を分ける仕切りの壁が体の前方にずれることで起きます。生後まもなく心雑音で見つかることが多く、基本的には乳児期に手術をすることになります。未手術の場合は、少し運動しただけで息が切れるようになり日常生活の制限が強くなります。

「一無・二少・三多」を心がける

体の隅々まで酸素や栄養を運んでいる血液を、絶えず送り出しているポンプが心臓です。生命にとって欠かせない心臓に異変が起きると、命に関わります。心臓病のうち、生活習慣を原因とする虚血性心疾患は、動脈硬化などを防ぐことで、そのリスクを軽減できます。

日本生活習慣病予防協会が提唱している「一無・二少・三多」は生活習慣から発生する心臓病の予防にも意味があります。これは、煙草を吸わないようにして(一無)、少食、少酒に努め(二少)、たくさんの運動、睡眠・休養、社会活動(三多)を心がけるべきだという健康標語です。

生活習慣が原因の心臓病は、誰もがかかる可能性があります。これを予防しつつ、異変を感じた時には迷わず、医療機関を受診してください。あなたの命を支えている肝心要の臓器が心臓なのですから。

更新日:2016年8月15日

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