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要注意!新生児のヘルペス

ありふれたウイルスが新生児に

ヘルペスウイルスはありふれたウイルスです。中でも単純ヘルペスウイルスは日本人の過半数が感染しているとされています。

単純ヘルペスウイルスにも、1型と2型があり、1型は口唇ヘルペス、ヘルペス口内炎などとして症状が現れることが多く、これらは病気としてもありふれていますが、2型の場合は性器ヘルペスになることがあり、その感染者が妊婦の場合、産道を介して赤ちゃんが新生児単純ヘルペスウイルス感染症になる可能性があります。

致死率が高い新生児ヘルペス

分娩時などに新生児が感染する新生児ヘルペスは、ヘルペスウイルスが血液中に入り、さまざまな影響をもたらします。新生児ヘルペスは全身型、中枢神経型、局在型(表在型)の3つのタイプに分類され、生後数日から10日までに発症することが多いようです。

それぞれの型を説明します。全身型は全身の臓器に影響を与え、肝機能障害、呼吸障害のほか、活動量や哺乳力が低下するといった症状が現れます。脳炎を起こす中枢神経型は抗ウイルス剤の使用により、命の危険がなくなったとしても、後遺症をもたらしてしまう可能性があります。局在型は目や皮膚など、体の表面に発症します。

初めての感染には特に注意

母親が性器ヘルペスだと、必ず新生児ヘルペスにかかるという訳ではありません。ただ、徳島県医師会によれば、母親がヘルペスに初めての感染だと産道感染の確率は30%から50%以上もあると考えられ、再発の場合は数%に留まります。そのため、特に初感染の場合は注意が必要です。

まずは母体が感染しないようにする

このように、新生児に命の危険があり、注意すべき新生児ヘルペスですので、その感染の予防が必要になります。母体が感染しなければ、新生児が感染することはほとんどありませんので、まずはその予防に努めるべきでしょう。

性器ヘルペスは主に2型の単純ヘルペスウイルスの感染が原因となりますが、1型が性器ヘルペスの原因にならない訳ではありません。したがって、口唇ヘルペスなどからの感染で性器ヘルペスになる可能性があることを認識しておく必要があるでしょう。

感染が妊娠のどの時期かにより対応が異なる

そして、もしも、妊娠中に性器ヘルペスが確認されたら、その時期が問題になります。直ちに治療したいところではあるものの、妊娠初期であれば、胎児に悪影響が出る可能性がある抗ウイルス薬は使用できません。

妊娠中期であれば抗ウイルス薬が使用できます。また、出産予定日までひと月を切ったような時期ですと、産道での感染を避けるための帝王切開を考える必要があります。

不安がある場合は医師に相談を

命に関わる新生児ヘルペスですが、赤ちゃんが感染しないよう努力することは可能です。新生児をヘルペスウイルスから守るためには、まずはお母さんが感染しているかどうかが問題になります。

症状がなくても、ヘルペスウイルスに感染している可能性があるため、心配であれば産婦人科などで相談しましょう。

更新日:2016年5月23日

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