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分類しづらい?子供の排尿障害

おねしょとは違う排尿障害

おしっこを出すことがうまくできない状態を、排尿障害と呼んでいます。子供でおしっこの悩みといえば、まずおねしょが思い浮かびますが、これは夜尿症と呼ばれ、昼間に活動している時には起きません。

子供の排尿障害を考えるためには、まずこの夜尿症との切り分けが必要です。夜間に限られる夜尿症とは違い、昼間でも尿が漏れてしまう尿失禁が起きている場合は、尿道や膀胱などの機能になんらかの問題がある場合が多いのです。

排尿障害では、昼間でも尿を漏らしてしまう、尿の回数が多い、または少ない、勢いがない、尿が出始めるまでに時間がかかるなどの症状が現れます。これらを放置しておくと、腎機能障害や尿路感染を繰り返すことになってしまうことがあるため、注意が必要です。

子供の排尿障害の分類

その症状や原因によってさまざまなタイプがある子供の排尿障害ですが、大別してこのように分類されています。まず、尿失禁はいつもおしっこが漏れている持続型尿失禁と、漏れていない時間がある間欠型尿失禁に分けられます。

また、うまくおしっこができない排尿障害では、まず、おしっこをしたばかりなのに、トイレに行きたくなったり、おしっこがしたくなってからトイレが間に合わなかったりするような切迫症状型が挙げられます。

そして、最初はうまくおしっこが出るのに、中断したり、途中で終わってしまったりする排尿中断型、おしっこの回数が少ない尿回数減少型に分けられます。しかし、これらの症状が複合的に現れることも多く、また、その分類方法は医療機関や医師などによって異なり、一定ではないようです。

保護者が気づくことが必要

子供の排尿障害では、子供自身の自覚に頼れない場合もあるため、両親などの保護者が気づくことが必要になります。昼間にお漏らしをしていないか、1日に8回以上おしっこをしていないか、逆に回数が少なく、1日に3回以下になってしまっていないかなどに大人が注意を払いましょう。

こういった異常に心当たりがある場合、病院で医師の診察が必要になります。医師からは、大人にも子供のお漏らしやおしっこの回数などが質問されます。そして、おしっこだけでなく、うんちの回数、形、色なども診断に必要な情報となります。

排尿日誌を記録することも

そして、お腹や背中、外陰部などを視診、触診し、必要であれば、実際のおしっこの回数、時刻などを記録する排尿日誌をつけることになる場合もあります。

排尿障害が疑われた場合、検査が行われます。検査では超音波(エコー)を使用して、腎臓と膀胱の状態を確認、また、尿の出方と残尿を確認するために、測定装置付きのトイレで実際におしっこをしてもらいます。さらにレントゲンや尿道へのカテーテルを使用することもあります。

放置すると危険な排尿障害も

子供の排尿障害は、成長とともに改善することがある一方で、放置すると危険な場合もあります。尿路や膀胱の異常、脊髄が脊椎の外に出てしまっている二分脊椎症のような先天性疾患が原因となっていることもあります。

現在は小児泌尿器科という専門の診療科もありますので、気になる症状があれば、すぐに専門家に相談しましょう。

更新日:2016年5月16日

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